今回は『ジョイ ライフ ワークス』について書いていきたいと思います!
ジョイライフワークスのおもちゃのデザイナーは 前野 健さんです。
愛知県にあります工房で、お一人で作業を行っています。
おもちゃのブランドとしてご紹介していますが、
おもちゃ以外にも木製の小物や雑貨の製作も行っているそうです。
また、イベント出展も頻繁にされていて、
自身で制作された作品の限定販売やワークショップの開催もされています。
実は、私がジョイライフワークスというブランドを知ったのもこのイベント出展がきっかけ。
くろっつを開店する前の話なのでおそらく前野さんは覚えていないでしょうね(^-^;)
そのイベントでは【オリジナルキッズドール】※のワークショップを開催していました。
※ 現在は【キッズドールミニ】として販売されています。
会場の空気に馴染めず、持ち帰って作成したかったので思い切ってお願いしてみたんです。
『家で作りたいです』という私のわがままを快く承諾してくれた前野さんは、
その場でキットを一揃え作ってくれただけでなく、作り方のコツまでその場で丁寧に教えてくれました。
人と話すのが苦手な感じなのに、すごく丁寧に、そして一生懸命説明してくれた前野さん。
このやり取りが切っ掛けで、私はジョイライフワークスと出会うことができたのです。
ここ数年間、アトリエ朝香さんと共同でおもちゃまつりにも出展されていますので、
『前野さんとお話ししてみたい』、『イベント限定のおもちゃがほしい!』という方は今年のおもちゃまつりに足を運んでみてはいかがでしょうか(^-^)
さて、それではジョイライフワークスのおもちゃについてご紹介しましょう。
代表的なおもちゃといえばこれ、【コロコロシーソー】です!
2010年にグッド・トイに選定され、おもちゃ美術館でも毎日遊ばれ続けています。
ちなみにおもちゃ美術館ではリニューアル前のもので遊ぶことができますよ。
コノコロコロシーソーⅡの基本的な遊び方は名前の通り!
シーソーの上に付属のコマを乗せると、ころころ~っとコマが転がっていくおもちゃです。
それだけ?
と思うかもしれませんが、シンプルさの中に『遊び』のことを考えた前野さんのこだわりが詰まっています。
まず、コマの転がる速さが赤ちゃんから見て早すぎず遅すぎずという絶妙な速さということ。
物をつかみ始めたばかりの赤ちゃんでも速さに慣れてくれば触れるくらい。
公式のyoutube動画が公開されていますので、まずはこちらをご覧いただきましょう。
いかがでしたか?
シーソーの上下の動きとコマの横方向の動き、そして動かしたときの音。
実際に赤ちゃんの前で動かしたとき、どんな反応をしてくれるでしょうね(^ー^)
では、コマについてもう少し詳しくご紹介していきましょう。
形状は3種類あり、それぞれに別の特徴があります。
(写真左がコマだけ、右はシーソーに乗せた時のコマの写真です)
● 2つの丸型パーツの中心に軸を通したコマ
一番スタンダードな形のコマです。
ただ転がるだけのシンプルな動きですが、3種類の中で一番早く転がります。
● 2つの丸型パーツの中心をずらして軸を通したコマ
転がる方向がはっきりとわかる一番派手な動きをするコマ。
自転車をこいでいるのか、それとも歩いているのか、そんな不思議な転がり方をします。
ゆっくり転がり始めてゆっくり時間をかけて止まる、印象に残りやすいコマですね。
● 半円を軸でつなぎとめた形のコマ
転がるという言葉から一番遠い形をしたコマ。
水車のような動きでコロコロというよりもパタパタ、そんな転がり方をするコマです。
予想外の動きに驚く子が多いので、こちらも印象に残りやすいコマです。
最後にシーソーについてご説明しましょう。
リニューアルで一番形が変わったのが実はこのシーソー部分。
シーソーの支点部分にある工夫が加わったことでさらに素晴らしいおもちゃに生まれ変わりました。
では、どんな工夫が加わったのか。
下の写真を見て違和感を感じませんか?
シーソーと台座は固定していなければいけないのに軸が通っていません。
なのに写真ではしっかりと固定されています。
実はこのシーソー、台座の固定方法に磁石と鉄パイプを使っているのです。
試しに外してみたのが下の写真。
この磁石と鉄パイプに変わったことで生まれた新たなメリットが二つ。
一つ目が壊れにくさ。
遊び始めたばかりでは、まだこのおもちゃに対する力加減がわからない子がほとんどです。
このシーソーは、無理に動かしてもパーツが破損する前にシーソーと台座が外れてしまいます。
外れるとコマがうまく転がりませんから、外れないように少しずつ加減をしていってくれると思います。
二つ目は遊びの広がりを作りやすくなったこと。
台座とシーソーを外して、両端を二人で持って協力してコマを転がす。
これだけでも全く別の遊びになりますし、ここからさらに広げていくこともできます。
台座ついててもできると思うでしょうが、台座があると持つところが限定されてしまいます。
台座のないすっきりした形だからこそ生まれる遊びも多いと思いませんか?
また、他のおもちゃと組み合わせてみるのもおすすめです。
積み上げた積み木とシーソーの長さを利用して坂道にしたり、長い橋にしたり・・・
まだまだ書きたくなりますが、さすがに長すぎるのでここまでにしておきましょう(^-^;)
いかがでしたか?
ジョイ ライフ ワークスのご紹介は以上となります。
ここでご紹介しました【コロコロシーソー】以外にも電車の形をした【からくりトレイン】も最近ラインナップに加わりました。
こちらのページで少しでもジョイライフワークスにご興味を持っていただけましたら、以下リンクよりからくりトレイン紹介ページもご覧くださいませ(^-^)
◆ ジョイライフワークス【コロコロシーソー】商品ページへ ◆
(http://www.tunagaru-klotz.net/SHOP/jlw001.html)
◆ ジョイライフワークス【からくりトレイン】紹介ページ『カチッと連結!』へ ◆
(http://tunagaru-klotz.blogspot.jp/2016/04/blog-post.html)
◆ ジョイライフワークス商品一覧ページへ ◆
(http://www.tunagaru-klotz.net/SHOP/7879/115101/list.html)
◆ ジョイライフワークス公式ページへ ◆
(http://joylifeworks.net/)
ジョイライフワークスのおもちゃのデザイナーは 前野 健さんです。
愛知県にあります工房で、お一人で作業を行っています。
おもちゃのブランドとしてご紹介していますが、
おもちゃ以外にも木製の小物や雑貨の製作も行っているそうです。
また、イベント出展も頻繁にされていて、
自身で制作された作品の限定販売やワークショップの開催もされています。
実は、私がジョイライフワークスというブランドを知ったのもこのイベント出展がきっかけ。
くろっつを開店する前の話なのでおそらく前野さんは覚えていないでしょうね(^-^;)
そのイベントでは【オリジナルキッズドール】※のワークショップを開催していました。
※ 現在は【キッズドールミニ】として販売されています。
会場の空気に馴染めず、持ち帰って作成したかったので思い切ってお願いしてみたんです。
『家で作りたいです』という私のわがままを快く承諾してくれた前野さんは、
その場でキットを一揃え作ってくれただけでなく、作り方のコツまでその場で丁寧に教えてくれました。
人と話すのが苦手な感じなのに、すごく丁寧に、そして一生懸命説明してくれた前野さん。
このやり取りが切っ掛けで、私はジョイライフワークスと出会うことができたのです。
ここ数年間、アトリエ朝香さんと共同でおもちゃまつりにも出展されていますので、
『前野さんとお話ししてみたい』、『イベント限定のおもちゃがほしい!』という方は今年のおもちゃまつりに足を運んでみてはいかがでしょうか(^-^)
さて、それではジョイライフワークスのおもちゃについてご紹介しましょう。
代表的なおもちゃといえばこれ、【コロコロシーソー】です!
リニューアルされて現在は【コロコロシーソーⅡ】になっています。 |
2010年にグッド・トイに選定され、おもちゃ美術館でも毎日遊ばれ続けています。
ちなみにおもちゃ美術館ではリニューアル前のもので遊ぶことができますよ。
コノコロコロシーソーⅡの基本的な遊び方は名前の通り!
シーソーの上に付属のコマを乗せると、ころころ~っとコマが転がっていくおもちゃです。
それだけ?
と思うかもしれませんが、シンプルさの中に『遊び』のことを考えた前野さんのこだわりが詰まっています。
まず、コマの転がる速さが赤ちゃんから見て早すぎず遅すぎずという絶妙な速さということ。
物をつかみ始めたばかりの赤ちゃんでも速さに慣れてくれば触れるくらい。
公式のyoutube動画が公開されていますので、まずはこちらをご覧いただきましょう。
いかがでしたか?
シーソーの上下の動きとコマの横方向の動き、そして動かしたときの音。
実際に赤ちゃんの前で動かしたとき、どんな反応をしてくれるでしょうね(^ー^)
では、コマについてもう少し詳しくご紹介していきましょう。
形状は3種類あり、それぞれに別の特徴があります。
(写真左がコマだけ、右はシーソーに乗せた時のコマの写真です)
● 2つの丸型パーツの中心に軸を通したコマ
一番スタンダードな形のコマです。
ただ転がるだけのシンプルな動きですが、3種類の中で一番早く転がります。
● 2つの丸型パーツの中心をずらして軸を通したコマ
転がる方向がはっきりとわかる一番派手な動きをするコマ。
自転車をこいでいるのか、それとも歩いているのか、そんな不思議な転がり方をします。
ゆっくり転がり始めてゆっくり時間をかけて止まる、印象に残りやすいコマですね。
● 半円を軸でつなぎとめた形のコマ
転がるという言葉から一番遠い形をしたコマ。
水車のような動きでコロコロというよりもパタパタ、そんな転がり方をするコマです。
予想外の動きに驚く子が多いので、こちらも印象に残りやすいコマです。
最後にシーソーについてご説明しましょう。
リニューアルで一番形が変わったのが実はこのシーソー部分。
シーソーの支点部分にある工夫が加わったことでさらに素晴らしいおもちゃに生まれ変わりました。
では、どんな工夫が加わったのか。
下の写真を見て違和感を感じませんか?
シーソーの支点(中心)部分に注目 |
シーソーと台座は固定していなければいけないのに軸が通っていません。
なのに写真ではしっかりと固定されています。
実はこのシーソー、台座の固定方法に磁石と鉄パイプを使っているのです。
試しに外してみたのが下の写真。
磁石なので、外すのもつけるのも簡単! |
この磁石と鉄パイプに変わったことで生まれた新たなメリットが二つ。
一つ目が壊れにくさ。
遊び始めたばかりでは、まだこのおもちゃに対する力加減がわからない子がほとんどです。
このシーソーは、無理に動かしてもパーツが破損する前にシーソーと台座が外れてしまいます。
外れるとコマがうまく転がりませんから、外れないように少しずつ加減をしていってくれると思います。
二つ目は遊びの広がりを作りやすくなったこと。
台座とシーソーを外して、両端を二人で持って協力してコマを転がす。
これだけでも全く別の遊びになりますし、ここからさらに広げていくこともできます。
台座ついててもできると思うでしょうが、台座があると持つところが限定されてしまいます。
台座のないすっきりした形だからこそ生まれる遊びも多いと思いませんか?
また、他のおもちゃと組み合わせてみるのもおすすめです。
積み上げた積み木とシーソーの長さを利用して坂道にしたり、長い橋にしたり・・・
まだまだ書きたくなりますが、さすがに長すぎるのでここまでにしておきましょう(^-^;)
いかがでしたか?
ジョイ ライフ ワークスのご紹介は以上となります。
ここでご紹介しました【コロコロシーソー】以外にも電車の形をした【からくりトレイン】も最近ラインナップに加わりました。
こちらのページで少しでもジョイライフワークスにご興味を持っていただけましたら、以下リンクよりからくりトレイン紹介ページもご覧くださいませ(^-^)
◆ ジョイライフワークス【コロコロシーソー】商品ページへ ◆
(http://www.tunagaru-klotz.net/SHOP/jlw001.html)
◆ ジョイライフワークス【からくりトレイン】紹介ページ『カチッと連結!』へ ◆
(http://tunagaru-klotz.blogspot.jp/2016/04/blog-post.html)
◆ ジョイライフワークス商品一覧ページへ ◆
(http://www.tunagaru-klotz.net/SHOP/7879/115101/list.html)
◆ ジョイライフワークス公式ページへ ◆
(http://joylifeworks.net/)
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いっけん単純そうなおもちゃなのに奥が深いですね。
返信削除シーソー転がしてみたくなりました!
職人さんの作るおもちゃは本当によく考えられています。
削除単純そうに見えているけど、一個作るのにかなりの時間をかけられているものがほとんどです。
その魅力をできるだけ伝えて行きたいと思っています!