●嬉しい出来事

久々のブログ更新です。

もともと不定期という更新頻度でしたが、さすがに期間あけすぎですね(ーー;)

先週のおもちゃ学芸員活動でとっても励みになることがありましたのでそのことについて書かせていただきます。



まず何があったのかといいますと、

あるご家族が私に会うためにおもちゃ美術館へ来てくれたのです。

お父さんとお母さんと男の子。



先月の西麻布の子ども支援センターで開催されたおもちゃひろば、そこでこのご家族のお母さんと男の子とお知り合いになりました。

そのときに男の子にとっても気に入ってもらえたようでして、私を訪ねにご家族全員でおもちゃ美術館まで足を運んでいただけたのです。



この男の子、西麻布のおもちゃひろばでは私の手を引っ張って怖くて苦手な滑り台を披露してくれたり、自分の好きな色のおもちゃを次々と私に手渡してくれていたんです(笑)

私と遊ぶ姿をお母さんはなんだか安心したような感じで嬉しそうに見ていたのですが、お話を聞いていると男の子のコミュニケーションについてずっと不安を感じていたとのこと。


『かなりの人見知りで、こういった施設へ来てもお友達同士が遊んでいるのをじ〜っと見ているだけで自分は輪に入れないみたいなんです。』


とおっしゃっていました。

もともとお兄さんが好きな男の子とも言っていましたが・・・


『男性とは時間をかければコミュニケーションを取れていたんですが、会ってすぐにここまで打ち解けてくれたのは初めてで正直びっくりしてます!』


本当に嬉しそうに言ってくれたので少々照れました(笑)



相談施設もいくつか尋ねたそうですが、なかなか改善できなくてずっと不安だったそうです。

私としてはそういった関係での相談施設があることにびっくりですが・・・(^^;)

私の方からは、


「コミュニケーションの取り方は人それぞれなので、まずはこの子の個性として考えてなんにも心配せず見守ってあげてください。」

「私もこの子くらいの時は無口でコミュニケーションが取れなかったそうですよ(笑)」
 ※ 事実です! 今も変わらずですが・・・


とお話したら『この子もお兄さんのように慣れるんですね!』とすごく安心してくれた様子。

実際に遊んでいる様子も見れたこともあり、心から安心していただけたようです。



その後の帰りのエピソードを美術館で聞いたのですが、出入り口から離れず、ベビーカーにも乗せられず、やっと連れ出せたと思ったら一人でセンターまで戻ってしまったりと、とっても苦労されたそうです(^^;)

でも、そんな苦労したお話をするお母さんの顔はとっても嬉しそうでした(^ー^)

ほんの少しかも知れませんが、お役に立てたようで何よりです。










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コメント

  1. 読んでてとても心があったかくなりました。
    そのご家族にとってもくろっつ店長さんにとってもステキな出会いになってよかったですね!

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    1. こうゆうことがあるから学芸員はやめられないですね(笑)
      是非また遊びに来ていただきたいものです(^^)

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  2. とっても素敵なお話ですね。

    出会いって時として、運命的に感じてしまうことがあります。

    そんな人と人が幸せになれる暖かい出会いがもっと増えたら嬉しいですね。

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    1. コメントありがとうございます。

      今はお手伝いとしての参加が多いですが、いつかくろっつでもそういった「機会の場」を用意したいとひそかに計画していたりします(^^)

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